ものづくりをつなぐ。異文化のアイデアを結ぶ

Connect Cross-Border Ideas and Creatives

私たち『南のアイデア工房』は、台湾発祥のアイデアグッズをお届けし、ものづくりで異文化のアイデアを結ぶショップです。

運営するスタッフは、日本に長く住んでいる台湾人たち。
店長は私、ビクターと申します。 海外生活に憧れ、日本文化が好きで、2010年に来日しました。

”海外に来て常に、
自分がいるこの土地でできることは何か、
海外にいる自分が母国にできることは何か、
さらに、自分だからこそできることは何か、
と自問自答する日々。
考えに考えた末、台湾の素晴らしいアイデアグッズを日本に紹介することに至ったのです。”

最初に日本へ来たとき、全てのことが新鮮で興奮した日々を過ごしたことを、今でも鮮明に覚えています。

よく考えてみると、それは異なる文化と環境だから生まれた体験だと思いました。
逆に、台湾からのものを日本の皆さんの手元に届けられたら、
私自身が日本で体験した異文化、異なる発想による新鮮さやワクワクする体験を日本の方々にも感じてもらうことができるのではないか、と思ったのです。

そして、台湾の良いデザイン・ものづくりを日本に紹介し、広げていくことは、海外にいる我々が母国、台湾への貢献に繋がると考えています。

お互いの文化や違いを知り、違いによる違和感、不便さをなくし、また違いから生まれる「ときめき」をつないでいくのが、南のアイデア工房の使命だと思っています。

南からのデザインとものづくり

Knowing Creatives from the South

台湾といえば、美味しい台湾料理や観光、夜市などを思い出す人が多いでしょう。
ビジネス面で言うと、半導体、パソコンやOEM製造工場は、世界的シェアも高く、広く知られています。

ただし、これらが台湾の全てではありません。

2000年以降、OEM製造工場企業が自社ブランド商品を作りはじめたり、中小企業の2代目が独自の商品を開発しはじめたりしています。 また若者が起業し、自分のアイデアをかたちにすることもトレンドになり、
大企業の中でも社内企業ベンチャー部門を設立し始め、台湾には新たな風が吹き始めているのです。

台湾は昔、日本、オランダ、ポルトガルなどの文化の植民地だったため、さまざまな外部からの文化、考えやアイデアを受け入れやすい特徴があります。
その結果、原住民文化や中華の文化だけでなく、外部からの新らたな文化を取り込みながら、独自の文化を築き上げてきたのです。

それらに、アイデアを実際の形にするのに欠かせない製造業が、台湾の各地に存在しています。
台湾国内で発展してきた信頼できる製造業者のおかげで、斬新なアイデアグッズがこの世に生まれてきました。

我々は、このように今までとは違う視点から「新たな台湾」を日本に紹介したいと思っています。 さらに、製品だけでなく、そのものづくりの人間、デザインの裏のアイデアを紹介し、国境を越えた交流も促進していきたいです。

どの商品でも届ける、越境交流の土台を作る

D2C as Base for Cross Border Interaction

海外商品を日本に輸入するには、国内製造の商品より手続きが増えるものです。
そこには言語の翻訳、国際物流の手配、通関などさまざまな手続きの数々。

それに伴う費用と時間も重なるので、一般的には商社や代理店がこれらの費用、時間と在庫のリスクなどを踏まえて、輸入するかどうかを判断します。
採算が合わない場合、商品がどれくらい優れていようとも、日本の消費者の手には届かなくなります。

南のアイデア工房では、商社や代理店を仲介せずに、台湾企業から直接日本の消費者に商品を届けるモデルを採用。
その間に必要な言語やカスタマーサービス、物流などのインフラを独自で構築しています。その結果、どんな商品でも日本の消費者に届けることが可能になりました。

さらに重要なのは、ものづくりの職人やアイデアグッズの開発者と直接交流する土台を作ること。 これらの異文化の発想と交流によって、皆さんの普段の生活に少しでもときめきを与えることができればと思います。

沿革

Our Path

会社概要

Company Profile